研究課題/領域番号 |
23K09918
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研究機関 | 新潟青陵大学 |
研究代表者 |
和田 由紀子 新潟青陵大学, 看護学部, 准教授 (20339948)
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研究分担者 |
小林 祐子 新潟青陵大学, 看護学部, 教授 (20303232)
河内 浩美 長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (60387321)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 訪問看護師 / 暴力・ハラスメント / 心理的安全性 |
研究実績の概要 |
初年度である2023年度は、検討した文献をもとにA県・B県の複数の事業所の訪問看護師10名に半構成的面接法による面接調査を行い、逐語録の作成・分析をもってさらに課題を明らかにする予定であった。予定より遅れているが、現在は2県3か所の訪問看護ステーションに勤務する8名の訪問看護師に協力いただき、面接調査を実施中である。 今後は分析を進め、訪問看護師の暴力・ハラスメントを受ける実態とCOVID-19感染拡大前からの変化、被害の実態と質、心理的安全性との関連について現状と課題を明らかにできるように検討し、次段階の質問紙調査につなげていくことを予定している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
初年度に予定していた訪問看護師への面接調査について、所属施設の倫理審査委員会による倫理審査に予想以上の時間(約6か月)を要したため。
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今後の研究の推進方策 |
所属施設の倫理審査委員会の倫理審査が2か月に1度の開催のため、どうしても倫理審査委に時間を要する。次段階の質問紙調査についても時間がかかることが予想されるため、一次調査の結果がまとまり次第、早急に倫理審査を申請する必要がある。
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次年度使用額が生じた理由 |
当該年度(2023年度)の進行状況の遅れにより、全ての直接経費の項目で次年度への繰り越しが生じている。 当該年度に実施・分析予定であった面接調査は2024年5月に一旦区切りとなる見込みのため、その後逐語録作成・分析等の作業に進む予定である。それにより、当該年度に予定していた人件費・謝金や通信費、国内旅費等は、2024年度に使用する予定である。
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