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2023 年度 実施状況報告書

PICS予防のための包括的コンフォートケアプログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K09932
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

菅野 久美  福島県立医科大学, 看護学部, 准教授 (20404890)

研究分担者 加藤 郁子  福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (00457805)
見城 明  福島県立医科大学, 医学部, 教授 (40305355)
箱崎 貴大  福島県立医科大学, 医学部, 講師 (60595429)
片桐 和子  福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (80317627)
横塚 美恵子  福島県立医科大学, 保健科学部, 准教授 (90316430)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワードPICS / コンフォート / ICU看護 / ケアプログラム
研究実績の概要

2023年度は、術後ICU入室した消化器がん患者のPICSの現状を把握するために、下記の内容を実施した。
① 文献レビューを行い、下記項目に先行研究結果を追加し、質問紙およびインタビューガイドを作成する。
・ PICS:身体機能・認知機能・精神状態 それぞれPS、SF-36、EQ-5D-5L、EQ-5D-VAS SMQ などのスケールの妥当性の検討
・ ICUでの体験:治療や日常生活ケアと苦痛の程度、インタビュー内容
②臨床での関心および看護実際の情報収集も兼ねて、2024年2月「CNSから学ぼう・PICS予防の基本と看護実践」をテーマとしたオンラインセミナーを企画・開催した。県内外のクリティカルケア看護に関心のある看護師、学生、教員21名が参加し、PICS予防の基本について学ぶこことなった。また、臨床看護での課題やニーズについてアンケートから情報を得ることができ、本プログラム作成の参考となることが期待された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行と重なり、臨床での具体的なデータ収集の調整が進まず、主に文献検討が中心となった。実態把握も兼ねて臨床看護師を対象としたオンラインセミナーを開催し、この中でPICS予防に関連する課題も情報として得ることができ、次年度のプログラム作成の参考としたいと考える。

今後の研究の推進方策

2023年度の課題に引き続きとり組み、その内容に基づいて2024年度の計画PICS予防コンフォートケアプログラムの作成を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

データ収集に関連した予算の執行がなかったが、これらは2024年度の研究にて使用予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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