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2023 年度 実施状況報告書

糖尿病患者の看護支援における地域格差解消のためのアプリ導入型教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K09958
研究機関鹿児島大学

研究代表者

西尾 育子  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (80402163)

研究分担者 谷口 晋一  鳥取大学, 医学部, 教授 (30304207)
兒玉 慎平  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (80363612)
西本 大策  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (80757675)
仲道 雅輝  愛媛大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (90625279)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワード2型糖尿病 / 地域格差 / アプリ / 教育支援 / プログラム / 導入
研究実績の概要

本研究の目的は、糖尿病患者の看護支援における地域格差解消に向けて、申請者が開発したアプリをARCSモデルに基づいて改良し、アプリ導入型教育プログラムを開発する。さらに、県本土の糖尿病専門職がいる病院と物理的に医療資源が乏しい離島の糖尿病専門職がいない病院において定量的に教育効果を検証することである。2023年度は 採択前年度に開発した糖尿病患者向けの「自己管理アプリ」をARCSモデルに基づいて改良し、アプリ導入型教育プログラムを開発することを年間計画としていた。まずは、前年度開発したアプリのアンケート結果を集計し、国際学会にて発表した。また、アンケート結果をもとにモニターからのアプリ改善点の意見についてはARCSモデル(Attention, Relevance, Confidence, Satisfaction )をとり入れ、4つのステップで食事・運動・薬の服用・体調管理に関する自己管理を可視化を目指した。自己管理の傾向や変化を表示することやフィードバック機能を取り入れ自己管理の評価・振り返りができる構成へとアプリの内容の修正を行った。
改良したアプリを活用し患者の認知面・行動面への動機づけを高めるアセスメント項目、フィードバック項目を抽出し、アセスメント・評価シートを作成について計画をしていたが、取りかかることはできず、2024年度にとりかかる予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2023年度計画に準じて取りかかっていたが、前年度開発したアプリのアンケート結果を集計し、国際学会への準備発表に時間を要した。また、アンケート結果をもとにモニターからのアプリ改善点の意見についてが多く、改善できること、改善できないことをまとめるのに時間を要したため。

今後の研究の推進方策

前年度、途中まで行ったARCSモデル(Attention, Relevance, Confidence, Satisfaction )をとり入れた、4つのステップで食事・運動・薬の服用・体調管理に関する自己管理を可視化の完成を目指す。また、自己管理の傾向や変化を表示することやフィードバック機能を取り入れ自己管理の評価・振り返りができる構成へとアプリの内容の修正を確認する。
さらに改良したアプリを活用し患者の認知面・行動面への動機づけを高めるアセスメント項目、フィードバック項目を抽出し、アセスメント・評価シートを作成について、完成する予定である。県本土および離島に住む糖尿病患者を対象に介入試験を行うための、開発したアプリ導入型教育プログラムの原案を作成する。

次年度使用額が生じた理由

本研究を遂行する過程で、信頼性・妥当性の検証および教育効果の検証に再度計画を修正する必要があった。前年度(2022年度)に開発したアプリのランニングコストが大幅にかかるため、予算をどのようにしていくのか再検討が生じた。また、モニターのアンケート結果から改善点の意見が多かったため、集約するのに時間がかかったため。

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公開日: 2024-12-25  

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