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2023 年度 実施状況報告書

看護師による早期発見に向けた機械学習を用いた重症疾患後のうつ症状予測モデルの作成

研究課題

研究課題/領域番号 23K09968
研究機関駒沢女子大学

研究代表者

吉野 靖代  駒沢女子大学, 看護学部, 講師 (50806255)

研究分担者 卯野木 健  札幌市立大学, 看護学部, 教授 (40465232)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2028-03-31
キーワードICU退室後 / メンタルヘルス / ソーシャルサポート / 機械学習
研究実績の概要

【研究目的】近年、集中治療室(Intensive Care Unit; 以下ICU)で治療を受けた重症患者の存率は改善している。しかし、ICUを退室した患者のQuality Of Life(以下QOL)低下が問題となっている。原因としてICU退室後の身体機能、認知機能障害に加えてうつや不安、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を含むメンタルヘルスの問題を抱えることが指摘されており、本邦でもおよそ3割の患者がうつ症状を呈している。特にICU退室後のうつには患者個人の性格や回復力などの心理学的特性が影響している可能性がある。本研究はICU退室後のうつと心理学的特性であるレジリエンスとの関連を前向きに調査し、更に人工知能(AI)の一種である機械学習を用いて、ICU退室後におけるうつの予測モデルを作成することを目的とする。
【研究実施計画】《課題1》ICU退室後1・3年における前向き調査の実施 《課題2》ICU退室後のうつ予測モデル作成
【研究実績】《課題1》ICU退室後1・3年における前向き調査の実施に関して、研究実施施設の倫理審査の承認を受けた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

倫理審査書類準備に時間を要したため。

今後の研究の推進方策

倫理審査委員会より承認を得ているため、データ収集に着手する。

次年度使用額が生じた理由

感染症流行に伴い、今年度の海外学会参加が難しい状況であったため、旅費の使用が予定より下回った。また、データ収集開始がやや遅れたため、データ収集用紙等資料準備費を次年度使用することとなった。

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公開日: 2024-12-25  

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