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2023 年度 実施状況報告書

神経性やせ症における発症および症状維持に関わる認知機能の検討

研究課題

研究課題/領域番号 23K10002
研究機関千葉大学

研究代表者

柏 一せい  千葉大学, 大学院医学研究院, 特任研究員 (40971479)

研究分担者 沼田 法子  千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (10725253)
中川 彰子  千葉大学, 大学院医学研究院, 特任教授 (70253424)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード神経性やせ症 / 回避・制限性食物摂取症 / 認知機能 / セットシフティング / セントラルコヒーレンス / 神経発達特性
研究実績の概要

神経性やせ症、回避・制限性食物摂取症の患者の症状維持に関わる要因を検討するために、認知機能検査項目であるWCST、BSAT、ROCFTを行い、健常者の認知機能を比較・検討する。さらに、神経性やせ症において認知機能の障害と重症度(BMI)、精神病理、及び神経発達特性との関連性を検討するために、症状評価検査項目であるEAT-26、EDE-Q、とWICS-V、ADOS-2を検査する。現在まで、神経性やせ症、回避・制限性食物摂取症の患者9名がエントリーしている。今年度は、患者3名を募集し、上記の症状評価と認知機能検査項目を実施した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

現在、9名対象者をエントリーしている。AN患者が少ない、リクルートが想定したいた通り進まなかったと考える。

今後の研究の推進方策

研究計画の通り、引き続き、神経性やせ症、回避・制限性食物摂取症の患者を募集する。

次年度使用額が生じた理由

試験者のリクルートがやや遅れているため、次年度使用額が生じた。
引き続き神経性やせ症、回避・制限性食物摂取症患者と健常者をリクルートし、症状評価と認知機能検査項目を実施する。
研究成果を学会と論文で発表するための旅費、英文校閲費、論文掲載料として使用する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2024 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Eating disorders and social media use among college students in Japan and China: a brief cross-sectional survey2024

    • 著者名/発表者名
      Bai Yijing、Numata Noriko、Shimizu Eiji
    • 雑誌名

      Journal of Eating Disorders

      巻: 12 ページ: 44

    • DOI

      10.1186/s40337-024-00999-w

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 日本と中国の大学生における摂食障害傾向とソーシャルメディアの利用との関連2023

    • 著者名/発表者名
      ハク イッセイ、沼田 法子、清水 栄司
    • 学会等名
      第26回日本摂食障害学会学術集会

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公開日: 2024-12-25  

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