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2023 年度 実施状況報告書

通院治療中のがん患者に対する就労継続への看護支援プログラムによる介入研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K10015
研究機関聖路加国際大学

研究代表者

小林 成光  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 講師 (10751414)

研究分担者 林 直子  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (30327978)
増島 麻里子  千葉大学, 大学院看護学研究院, 教授 (40323414)
角甲 純  三重大学, 医学系研究科, 教授 (90751438)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワードがん患者 / 就労 / 看護支援
研究実績の概要

本研究の最終目的は、自己効力感の理論に基づき開発した通院治療中のがん患者に対する就労継続への看護支援プログラムによる介入の有効性を検証することである。
研究1年目である2023年度は,年間計画の通り、介入研究を実施するための体制整備を目標に取り組んだ。具体的には、研究実施施設および介入実施者の調整、具体的な対象者の選定方法、介入プログラムの確認、統計コンサルテーション、研究実施に必要な備品等の手配、謝金の決定、データ収集シートの作成、情報共有方法の検討、研究計画書の作成などである。
また、介入研究の実施に向け、研究実施施設の看護師を対象に、看護支援プログラムによる介入方法を習得することを目的に勉強会を開催した。勉強会の内容は、「自己効力感を基盤とした支援」「がん患者に対するお金と仕事の相談の概要」の2つのテーマを取り扱い、それぞれ60~90分の講義を行い、その後ディスカッションの時間を60分設ける構成とした。勉強会には、3施設中2施設の看護師が参加した。参加できなかった1施設の看護師には、勉強家の動画を収録し、後日閲覧できるよう調整した。
また、研究計画について精錬を重ね、現在研究倫理審査委員会の審査を受けている段階である。今後は、研究計画が確定次第UMINへ研究登録を行い、研究計画の実施に向け取り組んでいく予定である。なお、本年度の体制整備に向けた活動として、計10回の会議を開催した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究体制の整備にやや時間がかかってしまった。

今後の研究の推進方策

倫理審査委員会より承認が得られたのち、研究計画に基づき介入を実施していく。

次年度使用額が生じた理由

研究実施の準備のため、実施に伴う費用を施行しなかった。研究実施に伴い使用額を施行していく予定である。・

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公開日: 2024-12-25  

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