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2023 年度 実施状況報告書

精神科看護師の情動コンピテンスの解明と精神看護実践用評価尺度の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K10023
研究機関森ノ宮医療大学

研究代表者

高野 さや子 (井上さや子)  森ノ宮医療大学, 看護学部, 講師 (30758967)

研究分担者 井上 正隆  兵庫医科大学, 看護学部, 准教授 (60405537)
畦地 博子  高知県立大学, 看護学部, 教授 (80264985)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2028-03-31
キーワード情動コンピテンス / 情動能力 / 精神科看護師
研究実績の概要

情動コンピテンスは優れた看護実践につながる情動的能力であり、特に精神科看護実践ではよく用いられる能力である。この情動コンピテンス概念はまだ新しく、明らかでない点が多い。2023年度はステップ①として、質的アプローチを用いて情動コンピテンスの明確化に取り組んだ。具体的には、精神科看護師3名にインタビュー調査を実施し、質的に分析を進めている。それぞれの精神科看護師と語られた患者の情動コンピテンスの特徴、情動コンピテンスが発揮される状況、情動コンピテンスとそのプロセスを検討し、ケースごとに比較している。看護ケア場面で発揮される情動コンピテンスは、その看護師の個性に加え、対応している患者の年齢や精神症状などの特徴にも影響を受けるため、多くのバリエーションがあると考えられた。語られた場面を質的に丁寧に分析したこの結果を踏まえて、データ量を増やして比較分析を進めていく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

職場の欠員による業務増加や研究者のライフイベントにより、研究協力依頼が進まず、予定通りのデータ取集が行えていない。

今後の研究の推進方策

データ収集にオンライン利用も積極的に活用して、データ収集と分析を推進する。

次年度使用額が生じた理由

データ収集が予定通りに進まなかったため、データ収集費用を繰り越し、次年度に使用する。

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公開日: 2024-12-25  

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