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2023 年度 実施状況報告書

小児看護実践者が行う子どもと家族のタバコ対策アクションプランの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K10083
研究機関札幌医科大学

研究代表者

今野 美紀  札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (00264531)

研究分担者 北田 雅子  札幌学院大学, 人文学部, 教授 (40382460)
浅利 剛史  札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (40586484)
田畑 久江  札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (60323408)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワードタバコ対策 / 子ども / 家族 / 看護師 / アクションプラン
研究実績の概要

子どもがタバコの悪影響から護られるよう、看護師を含めた医療者が学校保健、プライマリケア、臨床分野で種々の取組を行ってきた。しかし 、タバコに関する医療者側の知識が不足しており、新型タバコ製品が流通してきた今日、現状に即した子どもと家族のタバコ問題への対策が明らかでない。
そこで、本研究の目的は、看護師が子どもと家族に行うタバコ対策アクションプランを開発することである。具体的には以下の2点を通じて(1)看護師が子どもと家族に対し、どのようなタバコ対策をしているのか、その要因を明らかにする、(2)(1)を通じて課題が明確となり、看護師が子どものいる家庭のタバコ問題に対するアクションプランを作り、子どもと家族に対して実践・評価する。
現在は、(1)の質問紙にて全国の小児科専門医研修施設の小児病棟もしくは小児科外来に勤務している看護師を対象にWeb質問紙調査の準備をすすめている。これまでに文献検討を行い、関連学会に参加して最新の知識を入手し、質問紙を作成した。そしてプレテストで質問紙の回答のしやすさ、回答に要する時間を確認中である。本年7月頃までに質問紙調査の内容を整え、所属先大学で本調査にかかる倫理審査を受ける準備をしている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

年度内に予定されていなかった学内管理業務が多忙となり、研究の時間管理に変調をきたすようになった。自身の研究時間の不足に対しては、本年4月より、研究員を1名追加して、それを補う予定である。

今後の研究の推進方策

年度内に質問紙調査を行い、子どもと家族のタバコ対策を行う上での課題を抽出する。その結果をまとめて学会発表、論文投稿の準備をする。
そして、質問紙調査を通じて明確になった課題への具体策を研究協力者及び研究協力者を通じてリクルートされた看護師と共にアクションプランを作成し、実際に試行してもらい、評価する。

次年度使用額が生じた理由

理由は3つある。それは、(1)本研究費でPCを購入予定であったが、この研究費で購入前にPCが不調となり、急遽、別経費で購入することとなったこと、(2)アルバイトを雇って質問紙送付先リストを作成する予定であったが、研究協力者がボランティアでリスト作成を引き受けてくれた、(3)海外学会で文献検討を発表する予定であったが、準備が間に合わず、学会参加を断念したことによる。
次年度、この残金で研究分担者の学会発表旅費に充当する。

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公開日: 2024-12-25  

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