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2023 年度 実施状況報告書

在宅高齢者のオーラルフレイル予防のための教育ケアプログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K10219
研究機関人間環境大学

研究代表者

中島 紀子  人間環境大学, 松山看護学部, 教授 (20325377)

研究分担者 宮田 人枝  人間環境大学, 松山看護学部, 助手 (10912199)
篠原 幸恵  人間環境大学, 松山看護学部, 講師 (70845388)
河野 保子  人間環境大学, 松山看護学部, 教授 (80020030)
河野 理恵  目白大学, 心理学部, 教授 (40383327)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワードオーラルフレイル / 在宅高齢者
研究実績の概要

わが国は世界に類をみない深刻な少子高齢社会を迎えており、高齢者は生活の質を保ちつつ健康で自分らしく生活するために、各自治体が高齢者のQOLの維持・向上を目的とした取り組みが求められている。
本研究は、高齢者が可能な限り健康で自分らしく生活するために、高齢者のオーラルフレイルの実態を把握し、高齢者自身が口腔機能保持を目的とした保健行動を主体的に行うための教育ケアプログラムの開発を目的としている。保健行動モデルとしてヘルス・ビリーフモデルを基盤に、オーラルフレイル予防教室を開催し、持続・継続的支援を行い、高齢者自身がオーラルフレイル予防プログラムへの参加、および主体的に保健行動をとることができるようになることを目指す。これらは、高齢者の口腔機能改善等が一般化でき、地域における健康推進事業、保健活動の促進につながる。
令和5年度は、対象地区における対象者の選定、研究方法の説明、口腔細菌採取、質問紙調査の実施までを実施予定であった。しかし、年度中に新型コロナ感染症は5類に移行したものの、限界集落における高齢者へアプローチするための対象者の選定が困難となり、対象者の選定および質問紙調査の実施に至らなかった。調査対象予定の自治体に対しては研究依頼と研究概要の説明は実施できているため、今後は対象者の選定と研究を実施するための調整をしていきたいと考える。その準備段階として、調査内容の精査と口腔内細菌の計測のための手技の確認は早急に実施するように調整する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症は5類に移行したものの、在宅高齢者にアプローチするための対象の選定が困難だったため。

今後の研究の推進方策

自治体と再度打合せを行い、調査研究等が可能な対象地域を早急に選定する。研究方法の大幅な修正等は考えていない。

次年度使用額が生じた理由

令和5年度は自治体との調整のみでデータ収集等の実施ができなかった。そのため、機器類等の購入が令和6年度に延期となったため。

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公開日: 2024-12-25  

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