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2024 年度 実施状況報告書

他害行為の防止に向けた保健所保健師に対する支援マニュアルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K10224
研究機関久留米大学

研究代表者

小畠 一将  久留米大学, 医学部, 助教 (40970512)

研究分担者 重松 由佳子 (有馬由佳子)  久留米大学, 医学部, 教授 (90320390)
椛 勇三郎  久留米大学, 医学部, 准教授 (30368964)
福浦 善友  久留米大学, 医学部, 講師 (00572942)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワード他害行為 / 保健師 / 予防
研究実績の概要

本研究は、保健師が他害の恐れのある事例への対応の中で、どのような専門性や技術を発揮して対応を行っているのか、また望ましい対応方法について明らかにし、保健師が他害の恐れのある事例に円滑にかつ適切に対応できるよう、支援マニュアルを開発することを目的としている。
4か年の研究計画では、①マニュアル作成へ向けた保健師の他害の恐れのある事例対応の現状把握(インタビュー調査)、②他害の恐れのある対象者への対応における実態調査(質問紙調査)、③マニュアル事例と対応方法の洗練、マニュアル案の考案、④マニュアル案の妥当性の検討の4段階を計画していた。
令和5年度は、インタビュー調査の準備段階として、他害行為に至るまでにはどのような関連要因があり、また関連要因がどのように関連をしているのか明らかにするため、他害行為に関する既存の研究からスコーピングレビューを行った。国内外の文献を暴力(Violence)、攻撃性(Aggression)、問題行動(Problem Behavior)、職場内暴力(Workplace violence)のキーワードで検索し、システマティックレビュー24論文を対象とした。対象となった他害行為の関連要因の記述がある論文を概観し、他害行為に至るまでの関連要因を抽出し、関連性について考察を行った。
令和6年度は、スコーピングレビューを基に、保健師が関わる地域生活者の他害の恐れのある事例と保健師の対応についてのインタビュー調査を行い、他害の恐れのある地域生活者の他害行為に至るまでの過程と関連要因を分析した。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

当初の計画では、本年度はインタビュー調査を基に作成した質問紙を用いて、他害の恐れのある対象者への対応における実態調査を行う予定であった。しかし、昨年度にインタビュー調査の準備段階としてスコーピングレビューを行ったことや、本年度より実施しているインタビュー調査にて、当初の計画では対象者20名と考えていたが、研究参加者のリクルートが難航し現段階で10名にしかインタビューができていないため、今後はあと10名の対象者にインタビューを行う予定である。

今後の研究の推進方策

他害の恐れのある事例への保健師の支援に関するインタビュー調査を引き続き実施し、地域で保健師が対応する他害の恐れのある事例における他害行為に至るまでの関連要因と関連性、他害の恐れのある事例への保健師の対応の実態についての分析を行う。

次年度使用額が生じた理由

当初本年度にインタビュー調査の研究成果の学会発表や論文投稿、質問紙調査を実施する予定であったが、次年度も継続してインタビュー調査を実施・分析を行うため、学会発表や論文投稿の費用、インタビュー調査の謝礼と旅費に関する費用が次年度使用となった。
次年度にインタビュー調査や学会発表・論文投稿を行う際に使用する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2025

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Situational Factors Impacting Harmful Behavior Towards Others Related to Mental Health in the Community and Their Associations: A Scoping Review Based on Systematic Reviews2025

    • 著者名/発表者名
      Kobata Issho、Fukuura Yoshitomo、Kaba Yuzaburo、Shigematsu Yukako
    • 雑誌名

      Healthcare

      巻: 13 ページ: 152~152

    • DOI

      10.3390/healthcare13020152

    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2025-12-26  

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