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2023 年度 実施状況報告書

フォトボイスを用いた認知症の人の家族介護者交流プログラムの開発と地域社会への発信

研究課題

研究課題/領域番号 23K10229
研究機関新潟大学

研究代表者

佐藤 美由紀  新潟大学, 医歯学系, 教授 (80550318)

研究分担者 芳賀 博  佐久大学, 看護学部, 客員教授 (00132902)
服部 ユカリ  札幌保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (00272899)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワード認知症 / 家族介護者 / 交流会 / フォトボイス / アクションリサーチ
研究実績の概要

令和5年度は、①A県内における認知症の人の家族介護者支援に関する現状把握、②研究体制の構築、③研究フィールド候補地との調整・依頼、④フォトボイスの効果評価用質問紙の作成に取り組んだ。
①A県内における認知症の人の家族介護者支援に関する現状把握では、当事者組織が主催している家族の集いおよびB市地域包括支援センターが主催している家族の集いに計3回参加した。
②研究体制の構築では、研究分担者・研究協力者との打ち合わせを1回開催し、研究の進め方等についての検討およびフォトボイスの研修を実施した。また、認知症の人と家族介護者支援の有識者を研究協力者に迎えた。
③研究フィールド候補地との調整・依頼では、C市に打診したが、承諾を得られなかった。
④フォトボイスの効果評価用質問紙の作成では、研究分担者・協力者とで検討し、質問項目を決定した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

令和5年5月に新型コロナウィルス感染症が感染症法の5類に移行したが、家族の集いが従来どおりの開催となるまでには時間を要し、集いの課題や効果を明らかにする調査を実施できなかった。また、A県内の認知症の人と家族介護者支援に関する現状把握や関係機関との協力体制構築に時間を要し、研究フィールドの確定に至らなかった。

今後の研究の推進方策

現在、研究フィールドの候補地と交渉中である。研究フィールド決定後すぐに開始できるように下記について準備を進める。
・現在実施されている家族介護者の集いの効果と課題に関する調査:インタビュー内容を検討し、倫理審査を受ける。
・フォトボイスの準備:プログラム案を作成する。

次年度使用額が生じた理由

研究フィールドを確定できなかったため、家族介護者の集いの効果と課題に関するインタビュー調査に係る経費、フォトボイスを実施するにあたっての物品購入などの予算執行に至らなかった。令和6年度には研究フィールドを確定して調査を実施し、これらの経費を使用する予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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