• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2024 年度 実施状況報告書

看多機における利用者の食事支援に関する遠隔看護支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K10235
研究機関茨城県立医療大学

研究代表者

本村 美和  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (10641673)

研究分担者 戸原 玄  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 教授 (00396954)
中嶋 智子  佐久大学, 看護学部, 准教授 (30833008)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2028-03-31
キーワード看多機 / 食事支援 / 遠隔看護システム / 高齢者 / リハビリテーション
研究実績の概要

本研究は、地域包括ケアシステムのもとでの看護小規模多機能型居宅介護(看多機)において、要介護高齢者が住み慣れた地域で食を通じた生活の質を維持できるよう、多職種による「食支援連携体制」の構築を目指している。令和6年度は、研究計画調書に基づき、研究1(インタビュー調査)および研究2(アンケート調査)の準備・実施に取り組んだ。研究1では、関東圏内の看多機に勤務する看護師・介護職・管理者ら15名を対象に、13名への半構造化インタビューを実施した。嚥下機能の評価方法、食事形態の調整、介助の工夫、家族支援、他職種間の情報共有の実際と課題を聴取し、逐語録を作成しながら質的分析を進めている。分析の進展に応じ、残り2名の調査実施可否を判断する予定である。研究2では、研究1および先行研究の知見を踏まえてアンケート調査票を設計し、現在、研究倫理審査を申請中である。両調査の成果は、看多機における実践的な食支援体制モデルの構築と、その後の有効性検討に向けた基盤となる。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

当初計画においては、令和6年度に研究1のインタビュー調査および研究2の全国アンケート調査の実施を予定していた。インタビュー調査は、看護師・介護職・管理者等の多職種スタッフ15名を対象に設定していたが、現時点で13名への聞き取りを完了し、逐語録の作成と質的分析を実施している。得られたデータにおいて一定の内容の飽和が認められており、分析の進行状況を踏まえて残りの調査実施の必要性を検討している。アンケート調査については、調査票の構成・設問案の作成を終え、現在、研究倫理審査の申請段階にある。協力施設との事前調整や倫理手続に想定より時間を要しており、全体としてはやや遅れが生じている。

今後の研究の推進方策

今後は、令和6年度に進行中の研究1および研究2の結果をもとに、研究3の「食支援連携体制」実装段階へ円滑に移行できるよう体制整備を図る。まず、インタビュー調査の質的分析を完了させ、データの内容と構造に基づいてアンケート項目の妥当性を最終確認する。その上で、研究倫理審査の承認が得られ次第、全国の看多機職員を対象としたアンケート調査を速やかに実施する。調査の回収体制については、各地域の協力施設と連携し、複数の職種からの回答が得られるよう調整を進める予定である。研究1・2の成果を踏まえ、研究3では、専門職の視点を統合した「食支援連携体制モデル」の素案を作成し、研究4でのモデル評価とフィードバックにつなげる。今後は研究スケジュールを再調整の上、計画の着実な遂行に努める。

次年度使用額が生じた理由

当該助成金は、令和6年度に予定していた学会が急遽オンライン開催となり、参加旅費が不要となったことにより、旅費予算の一部が未使用となったものである。なお、当該学会には情報収集を目的としてオンライン参加し、最新の研究動向や関連分野の知見を得る機会とした。翌年度分として請求した助成金とあわせて、アンケート調査の実施に伴う郵送費、集計業務費、研究協力者への謝金、食支援連携体制モデルの作成に係る資料印刷費、ならびに最終年度に予定している現地訪問調査に係る旅費等として計画的に使用する予定である。

URL: 

公開日: 2025-12-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi