• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 実施状況報告書

腹膜透析を受ける高齢者と家族を支えるテレナーシングシステムの構築と検証

研究課題

研究課題/領域番号 23K10280
研究機関久留米大学

研究代表者

桐明 あゆみ  久留米大学, 医学部, 教授 (20389498)

研究分担者 原 頼子  久留米大学, 医学部, 教授 (60289501)
姫野 深雪  久留米大学, 医学部, 講師 (50352323)
河原田 康貴  久留米大学, 医学部, 講師 (70505669)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワードユーザビリティ / エキスパートナース
研究実績の概要

研究1(2023年度):モニタリングを行うテレナーシングシステムの開発
研究デザイン:質問紙調査とフォーカスグループインタビューによる記述的研究
目的:モニタリングを行うテレナーシングの提供方法や内容の妥当性を明らかにする。
対象者 研究参加に同意が得られた腎不全看護のエキスパート(慢性疾患専門看護師、透析看護認定看護師)10名 調査内容:テレナーシングシステムで使用する①業者提供のネットシステムバイタルデータの自動取り込み機能つき)のユーザビリティ②モニタリングの項目③看護プロトコール:医師と協議し、異常時の目安(トリガーポイント)とその後の対応方法の明確化④家族に対するアセスメント項目(家族の介護者役割受け入れ状況、日常生活の状況、知識や技術)と家族システムアプローチ(家族の認知・感情・行動面に働きかける技術)を取り入れた教育的支援内容を作成する。
上記①~④までの調査項目について、文献検討を行い、質問紙を作成した。今後、少人数のエキスパートに質問紙調査を行い、その一致率で内容妥当性を確認する(Lynn,1986)。また、フォーカスグループインタビューも行う。これらの結果をもとに、提供するテレナーシングシステムのプロトコールを作成する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究組織の人員配置の変化があり、業務多忙にて十分な研究時間が確保できなかった。また、研究対象であるエキスパートナースも、COVID-19が5類感染症移行後の対応に追われ、業務多忙で研究協力を得ることが困難であったため、調査が進まなかった。今後は、研究者自身の業務を整理し、調査研究に着手できるようする。

今後の研究の推進方策

2023年度に作成した、テレナーシングに関する質問紙調査を実施する。
また、それに加え、下記インタビュー調査を実施する。
研究2:研究デザイン:インタビュー調査による記述的デザイン
目的:テレナーシングで行う、看護師間のコンサルテーションに関するニーズを明らかにする。対象者:研究参加に同意が得られたPDケアに携わっている訪問看護ステーションで勤務する看護師20名程度 調査内容:①PDケアに関する、エキスパートナースに対するテレナーシングで行うコンサルテーションに関するニーズ 分析方法:訪問看護師のエキスパートナースに対するコンサルテーションに関するニーズを分析し、その結果を基にテレナーシングシステムを開発する。

次年度使用額が生じた理由

モニタリングを行うテレナーシングの提供方法や内容の妥当性を明らかにするため、質問紙調査とフォーカスグループインタビューによる記述的研究を予定したが、研究時間の確保が困難となり、質問紙作成までし化できなかった。そのため、調査に要すると考えた費用が、次年度にしようるすこととなった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 基礎からわかる透析療法パーフェクトガイド 改訂第3版2024

    • 著者名/発表者名
      藤田俊彦 中嶋朋美 桐明あゆみ 他
    • 総ページ数
      384
    • 出版者
      Gakken
    • ISBN
      978-4055100533

URL: 

公開日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi