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2023 年度 実施状況報告書

地域在住高齢者が自分らしい生き方を実現するためのACP実践モデルの開発と検証

研究課題

研究課題/領域番号 23K10289
研究機関札幌医科大学

研究代表者

中村 円  札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (10737505)

研究分担者 長江 弘子  亀田医療大学, 看護学部, 教授 (10265770)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワードアドバンスケアプランニング / 意思決定支援 / 意思表明支援 / 看護
研究実績の概要

本研究課題の目的は、地域在住高齢者が住み慣れた地域で自分らしく生きることを実現するためのACP実践モデルの開発と検証である。
本研究課題は、2023年度は研究計画を遂行する準備としての文献調査と倫理審査の受審を行い、次年度のデータ収集に向けた準備を整えた。また共同研究者とインタビュー調査実施の準備を行った。具体的には、インタビュー調査の対象となる訪問看護師のリクルートのための準備とインタビューガイドの作成を行った。
2024年度は訪問看護師のACPの実践に関するインタビュー調査の実施とデータ分析、分析結果に関して学会発表を予定する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

当初の予定では2023年度に訪問看護師を対象としたインタビュー調査を実施する予定であった。しかし、文献調査に時間を要したこと、調査対象者のリクルートに難渋したことによって、予定していたデータ収集の遂行まで到達することができなかった。
2023年度の準備により、調査対象者の確保の目途が立ったことから、2024年度は早い段階からデータ収集を開始する。

今後の研究の推進方策

2024年度は訪問看護師を対象として、訪問看護師が自宅で療養生活を送る高齢者に対してどのようにACPを実践しているのかを明らかにする。
具体的には、ACPが必要な対象、ACP実践の頻度・タイミング、ACPの話し合いの内容(意思形成・意思表明・意思実現支援の内容)、患者由来のACPの促進・阻害要因といった看護実践の中で患者に対して行われるACPの実際に加えて、看護師由来のACP実践の促進・阻害要因、ACPを実践するために必要ととらえている看護師の能力(知識・技術・態度)といったACP実践者としての準備状況や実施環境を調査する。

次年度使用額が生じた理由

2023年度に予定した調査を次年度に延期したことにより、次年度使用額が生じた。
調査対象者への謝金および、調査結果をまとめて国際学会で発表するための旅費を使用していないことから、次年度に使用することを計画する。

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公開日: 2024-12-25  

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