研究課題/領域番号 |
23K10371
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
星野 純子 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (50369609)
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研究分担者 |
古川 直美 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (40290035)
今井 國治 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (20335053)
宇佐美 利佳 岐阜県立看護大学, 看護学部, 講師 (10516850)
佐伯 香織 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (10378226)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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キーワード | 認知症発症 / 自律神経活動 / 認知症発症に抱く感情 / 中高年者 |
研究実績の概要 |
本研究は、自身の認知症発症にネガティブな感情を抱く中高年者に対し、そのような感情を抱かない者との比較を通して、自律神経活動の変化過程と発症の感情に影響する要因を客観的・縦断的に明らかにすることを目的としている。 本年度は、自律神経活動の測定と質問紙調査の準備を行った。まずは、中高年者の自律神経活動の測定ができそうなフィールドの開拓を行い、担当者と打ち合わせを重ねた。また、人を対象として自律神経活動を測定するため、所属大学の倫理審査委員会へ提出する書類の準備を行い、審査を受けた。さらに、自律神経活動を測定するための医療機器について、共同研究者らと検討を重ね、業者からの機器の説明を受けた。 地域ケアを主に扱う雑誌から本研究を紹介するための原稿の依頼を受けたため、原稿の作成を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
地域で生活する中高年者を対象とした自律神経活動を把握するための調査の準備を整えることができた。予定通り、次年度より本調査を実施する。
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今後の研究の推進方策 |
本年度に活動した調査の準備内容をふまえて、次年度は、フィールド担当者と調査の具体的な実施方法について、打ち合わせを重ねる。調査実施時期に合わせて、6月に自律神経活動を測定する機器を購入する。そして、8月から9月にかけて、地域住民を対象に自律神経活動の測定と質問紙調査を実施する調査を行う。データを得た段階で、予定通り、自律神経活動の解析を開始する。
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次年度使用額が生じた理由 |
本調査の準備は整っているが、予定していた医療機器の購入を調査実施時期をふまえて次年度6月としたため、残額が生じた。すでに6月に医療機器を購入する予定で業者と検討した。
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