研究課題/領域番号 |
23K10394
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研究機関 | 純真学園大学 |
研究代表者 |
村井 孝子 純真学園大学, 看護学科, 准教授 (50733515)
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研究分担者 |
深沢 圭一郎 京都大学, 学術情報メディアセンター, 准教授 (50377868)
鈴木 臣 愛知大学, 地域政策学部, 教授 (60397479)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | プライバシー情報 / 見守りシステム / IoT |
研究実績の概要 |
本研究は、3ヵ年の計画であり、乳幼児から高齢者まで、あらゆる世代へのプライバシー情報の低減・削減可能なIoTを用いた見守りシステムを開発し、あらゆる世代のさまざまなニーズに対応可能な見守りの可能性を検討するものである。 1年目となる令和5年度は、研究協力者をリクルートし、協力者および協力者の対象行動に応じた映像データの取得を進めた。研究協力者は介護保険施設に入居する高齢者4名であり、いずれも見守りたい対象行動は転倒・転落であった。現在研究協力者の居室に、非接触型の環境センサを用いた遠隔自律的見守りシステムおよび小型IPカメラを設置し、データを取得中である。 データは、協力者の生活状況により取得時間を制限しており、同時に協力者の転倒転落を中心として日常生活の状況について、介護者よりヒヤリングを進めている。 取得した画像は①生画像、②低解像度画像・差分画像、③輝度変化画像、④対象の位置検出画像に分類することを予定しており、転倒の検出アルゴリズムの開発を進めている。 また、乳幼児への見守りニーズについて調査するため、ヒヤリング調査依頼のリクルートを進める予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和5年度初頭に申請した研究倫理審査の承認が遅れたことにより、研究開始時期が予定より遅れている。また、現在協力頂いている協力者にイベント発生がみられていないため、現在転倒モデル画像を作成し、映像処理の可能性について急ぎ検証を行っている。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、転倒転落の検出アルゴリズムの開発を進めるとともに、対象者の拡充や転倒転落以外の対象行動に関する検討を進める予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究倫理審査の承認時期が予定より遅れ、研究遂行が遅れているため。また、予定していた機器の購入が、既存のもので代替可能であったため。 令和6年度は、対象拡大し、病院や保育施設への介入を計画しているため、令和5年度に購入予定であった機器やインタビュー謝金に使用する予定である。
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