研究課題/領域番号 |
23K10520
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研究機関 | 関西医療大学 |
研究代表者 |
文野 住文 関西医療大学, 保健医療学部, 准教授 (90717654)
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研究分担者 |
福本 悠樹 関西医療大学, 保健医療学部, 講師 (60817211)
鈴木 俊明 関西医療大学, 保健医療学部, 教授 (60206505)
吉田 宗平 関西医療大学, 保健医療学部, 教授 (30166954)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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キーワード | 確率共振 / ピンクノイズ / 手指巧緻性 / 脊髄神経機能 / 高齢者 |
研究実績の概要 |
ピンクノイズを用いた手指への振動刺激が触覚感度および脊髄神経機能に与える影響について検討を行う上で振動刺激を付与する装置が必要であるが、実験条件に合う刺激装置の購入において業者と上手く調整がとれず、研究計画が大幅に遅延することとなった。現在も振動刺激装置の購入に向けて調整を行っている段階である。そこで、代替用の刺激装置を用いて、ピンクノイズを用いた手指への振動刺激が脊髄神経機能に与える影響について検討を行った。健常成人を対象に、振動を知覚できる最小刺激強度の90%の強度で母指へ振動刺激を行い、F波を用いて脊髄神経機能の興奮性変化を検討した。結果、ピンクノイズを用いた手指への振動刺激は脊髄神経機能の興奮性を増加させる可能性が示唆された。今後、業者との調整を通して振動刺激装置を購入し、詳細な検討を行っていく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本研究において、ピンクノイズを用いた振動刺激を母指へ印加するための刺激装置が必要となる。研究実施前より、振動刺激装置の購入に向けて業者と調整を行っていたが、条件に沿った刺激装置の調整に難渋しており、刺激装置の購入が大幅に遅延している状況となっている。本研究課題実施上、振動刺激装置の購入は必須であり、上記理由にて研究の遂行が大幅に遅延している。
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今後の研究の推進方策 |
今後も継続して振動刺激装置の購入に向けて業者と調整を行う必要がある。また業者との装置購入の調整と併行して、代替用として別の振動刺激装置を用いて検討を行っていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究計画の遅延により前年度購入できなかった振動刺激やデータ解析用PCおよび解析ソフトの購入に加えて、データ測定に使用する備品を購入する必要があるため。本年度は上記研究機器とデータ測定用備品を購入予定である。
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