研究課題/領域番号 |
23K10564
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研究機関 | アール医療専門職大学 |
研究代表者 |
柳 久子 アール医療専門職大学, リハビリテーション学部, 学長 (10241811)
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研究分担者 |
呉 世昶 アール医療専門職大学, リハビリテーション学部, 教授 (10789639)
坂本 晴美 アール医療専門職大学, リハビリテーション学部, 准教授 (30966982)
根本 みゆき 筑波大学, 医学医療系, 講師 (80754316)
巻 直樹 アール医療専門職大学, リハビリテーション学部, 准教授 (90813642)
谷口 圭佑 アール医療専門職大学, リハビリテーション学部, 講師 (90982744)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 認知症予防 / 早期発見 / スクリーニングツール / 娯楽性 / 視空間認知 |
研究実績の概要 |
本研究では,簡易的かつ娯楽性を優先した視空間認知課題を設計した認知機能スケールを開発し,その有用性を明らかにすることを目的としている.そのために身体的動作と認知機能検査を組み合わせた新規検査手法が,高齢者の認知機能検査に対する心理的負担の軽減や参加率の向上に寄与するか,軽度認知障害を有する高齢者のスクリーニングに有効かを明らかにしたい.本研究では,課題1として新規認知機能検査の開発を進めている.今後,有用性の検証のために,地域在住高齢者50名に対して動的な新規認知機能検査を実施する.また,既存の認知機能検査 (MoCA, MCIアンケート評価) に関しても同様に実施し,それらの結果の関連を検証する.また,課題2として新規認知機能検査と医学的診断の関連性の検証を行い,行政との連携により地域高齢者400名に対して,新規認知機能検査を実施する.さらに,筑波大学付属病院の協力の下,対象者の認知機能に関して,医学的所見や診断を行う.新規認知機能検査の結果と医学的所見の関連性を検討し,検査の検出力(カットオフ値の設定など),実用性や信頼性の検証を行う.また,NIRSやEEGといった機器を用いて,検査実施中の脳血流や脳活性の検証を行い,そのメカニズムを明らかにする.さらに,娯楽性の検証として,検査実施中の生理学的変化や自覚症状についての質問紙調査を行い,検査への参加率に関わる要因について検証する.課題3として,新規認知機能検査のマニュアル作成および普及活動を実施する.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
新規スクリーニングツールの開発は順調に進んでおり、予定通り、今年度に有用性の検証が可能である。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、新規認知機能検査と医学的診断の関連性の検証を行い,行政との連携により地域高齢者400名に対して,新規認知機能検査を実施する.さらに,筑波大学付属病院の協力の下,対象者の認知機能に関して,医学的所見や診断を行う.新規認知機能検査の結果と医学的所見の関連性を検討し,検査の検出力(カットオフ値の設定など),実用性や信頼性の検証を行う.また,NIRSやEEGといった機器を用いて,検査実施中の脳血流や脳活性の検証を行い,そのメカニズムを明らかにする.さらに,娯楽性の検証として,検査実施中の生理学的変化や自覚症状についての質問紙調査を行い,検査への参加率に関わる要因について検証する.課題3として,新規認知機能検査のマニュアル作成および普及活動を実施する.
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