• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 実施状況報告書

外傷急性期治療としてのアイシングの影響と、高圧・高酸素併用治療の有効性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 23K10582
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

柳下 和慶  東京医科歯科大学, 統合教育機構, 教授 (10359672)

研究分担者 星野 傑  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 助教 (70836923)
小柳津 卓哉  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 講師 (60647709)
雨宮 正樹  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 特任助教 (00848442)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード高気圧酸素 / 組織低酸素 / アイシング
研究実績の概要

2023年度は外傷急性期処置のRICE(Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)もしくはPRICE(P:Proection(保護))に関する文献的調査を終了し、改めて急性期処置として位置付けられているアイシングの少ないエビデンスについて整理した。
アイシングおよび経皮酸素分圧計測については、機械自体が冷却されると計測器が作動しなくなることから、アイシング実施中のオンタイムでの測定は、あきらめざるを得なかった。アイシング直後からの測定を効率化するためのトライアルを複数回実施し、アイシング及びアイシング後の計測モデルを構築した。
更に軟部組織外傷に対する高気圧酸素治療に関する情報収集を、学会参加等にて積極的に実施した。
しかしながら、諸事情により倫理審査委員会への申請については遅延がみられ、研究実施に向けた進捗は遅れている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

アイシング及びアイシング前後の経皮酸素分圧測定のための臨床モデルはほぼ確立した。しかしながら、倫理審査申請における手続きに時間を要しているため、本研究の実施はやや遅れているといえる。

今後の研究の推進方策

令和6年度初期に倫理審査委員会での審査の通過とし、年度後期までには目標とする症例数8名の実施を完了する。

次年度使用額が生じた理由

2023年度は、研究準備で終了し、実際の計測には至らなかった。このため、次年度使用額が生じた。

URL: 

公開日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi