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2023 年度 実施状況報告書

免疫学的便潜血検査自宅測定による潰瘍性大腸炎患者のセルフマネジメントの構築

研究課題

研究課題/領域番号 23K11871
研究機関岡山大学

研究代表者

平岡 佐規子  岡山大学, 大学病院, 准教授 (90397894)

研究分担者 高原 政宏  岡山大学, 大学病院, 助教 (80738427)
井口 俊博  岡山大学, 大学病院, 助教 (90975153)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワード潰瘍性大腸炎 / 免疫学的便潜血検査 / セルフマネジメント
研究実績の概要

在宅での便潜血検査測定が潰瘍性大腸炎患者の再燃リスクを低減できるかどうかを明らかにすることを目的に,再燃のリスクが高い治療薬剤を減薬した潰瘍性大腸炎患者を対象とした研究を予定した.
当初は,臨床的寛解,便潜血陰性(便中ヘモグロビン値<50ng/mL)を満たし,減薬予定である患者の中で,試験参加に同意を得たものをエントリーし,全例に在宅便潜血を介入する方向あった.しかしその後の検討で,プロトコールの練り直しを行い,在宅便潜血検査を介入しない群も設けることにした.
具体的には,6か月以上治療変更なく臨床的寛解を維持 かつ 便潜血検査陰性(便中ヘモグロビン値<50ng/mL)の患者で,1つの薬剤につき減薬予定がある患者を対象に,在宅便潜血検査介入あり群となし群に分けて,その後の再燃率などを比較解析することとした.
令和5年度は,その改定に時間を要した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

実施可能な研究でないといけないが,できるだけ研究の質も上げたく,プロトコールの練り直し(改定)を行ったため,スタートが遅れている.

今後の研究の推進方策

プロトコール改定が承認されたのち,速やかにリクルートを開始していく.

次年度使用額が生じた理由

前述のとおり,プロトコール改定の必要があり,研究に着手できなかったため,準備段階として必要なものの購入のみとなった.令和6年度には遅れている分を当初計画に上乗せする形で研究に必要な検査キット,消耗品の購入等に充てる予定である.

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公開日: 2024-12-25  

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