研究分担者 |
福長 洋介 公益財団法人がん研究会, 有明病院 消化器センター, センター長 (50731139)
濱元 宏喜 大阪医科薬科大学, 医学部, 助教 (60825818)
東 美智代 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 准教授 (60315405)
郡山 千早 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (30274814)
大塚 隆生 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (20372766)
田辺 寛 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (40814306)
和田 真澄 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 医員 (60836112)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
動物実験センターで,成熟したミニブタを使用し全身麻酔管理下に経肛門的直腸間膜全切除(TaTME)併用腹腔鏡下肛門温存手術+本手技によるプルスルー法を行計画であったが,動物実験センターの改装に伴い,すべての機材を搬出した.その際,機材の老朽化がすすんでいることが判明し,動物実験に耐えられないことが分かった.そのため,予備研究として,これまでの臨床実績を論文化する方針とした. 2011年1月から2023年3月の期間に肛門温存手術を行った下部直腸腫瘍の100例.従来法群 71例と本手技によるpull through法群29例に分けて手術成績について検討し,Surgical Endoscopyに報告した. Mori S, Tanabe K, Wada M, Hamada Y, Yasudome R, Sonoda T, Matsushita D, Shimonosono M, Arigami T, Sasaki K, Kurahara H, Nakajo A, Ohtsuka T. Modified pull-through coloanal anastomosis to avoid permanent stomas and reduce postoperative complications for lower rectal tumors. Surg Endosc. 2023 Aug;37(8):6569-6576. doi: 10.1007/s00464-023-10184-w. Epub 2023 Jun 13. PMID: 37311894 下部直腸腫瘍に対する肛門温存プルスルー変法 盛 真一郎(鹿児島市立病院 消化器外科), 田辺 寛, 和田 真澄, 黒島 直樹, 馬場 研二, 大塚 隆生 手術(0037-4423)77巻11号 Page1651-1656(2023.10)
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