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2023 年度 実施状況報告書

日本人英語学習者を対象としたスピーキング学習促進のための語彙の調査

研究課題

研究課題/領域番号 23K12237
研究機関順天堂大学

研究代表者

鈴木田 優衣  順天堂大学, 医学部, 非常勤講師 (70911270)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード第二言語学習 / スピーキング / 語彙 / 英語教育
研究実績の概要

本研究は英語スピーキング能力の効率的な向上に貢献する、優先的に発音の学習をすべき語彙リストを提示することを目的とする。この目標を達成するため、『1.語彙リスト作成のための単語の選定、日本人英語学習者を対象とした発話録音のためのスピーキングタスクの作成, 2.日本人英語学習者を対象とした発話録音、収集した音声の分析とネイティブスピーカー・英語学習者による評価, 3.データの統計処理、成果の公表, 4.結果に基づき、さらに学習者の目的・レベルに合わせて語彙リストを拡大し、オンライン上での公開、成果の公表』という四つの計画が設定されている。
2023年度には、研究協力者からの協力をもとに基本となる語彙集に含める語彙選択を完了した。録音データを収集するためのタスクが完成し、第一回目の予備実験を終えている。この予備実験では、集めた語彙リストの中から限定したもの80単語に関して(1)録音データ、(2)学習者自身の自己採点データ、そして(3)ネイティブスピーカーによる採点の集めた。データの分析結果を元に国際学会、研究会等で報告も行っている。2024年度はさらに録音のための被験者数と録音対象にする語彙数をさらに拡大するとともに、調査内容の公表に向けて、執筆を進める傍ら、学会発表も予定されている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2023年度の実施計画は『語彙リスト作成のための単語の選定、日本人英語学習者を対象とした発話録音のためのスピーキングタスクの作成』であるが、年度内にタスクの作成が終わり、現在語彙リストの一部を用いて予備実験にて録音・採点が終わっているため。

今後の研究の推進方策

2024年度は、予備実験を元に、さらに正確な分析結果を得るために録音のための被験者数を拡大すること、そして、録音対象にする語彙数をさらに拡大することを予定している。また、調査内容の公表に向けて、学会発表、研究会での結果の公表などを目指す。

次年度使用額が生じた理由

昨年度では予備実験の作成に係る人件費、また予備実験へ参加した被験者への謝金の予算への支出が下回ったため、差額が生じた。本年度は録音に関わる被験者、音声を評価する被験者もどちらも人数を拡大するため、引き続き人件費への支出を行う予定である。委託の場合と直接支払いの場合のどちらも予定している。また、研究発表のための学会参加費、論文作成に伴う文章校正費への使用も予定している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Assessing the role of accent exposure in reducing foreign language pronunciation learning anxiety.2023

    • 著者名/発表者名
      Yui Suzukida
    • 学会等名
      the 32th annual conference of the European Second Language Association (EuroSLA)
    • 国際学会

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公開日: 2024-12-25  

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