| 研究課題/領域番号 |
23K12419
|
| 研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
SONG JAEHYUN 関西大学, 総合情報学部, 准教授 (70822617)
|
| 研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
|
| キーワード | 政治的情報 / 投票選択 |
| 研究実績の概要 |
2024年度は3件の学術論文、1件の学会報告を行い、これらの研究成果の多くは本研究課題の関心事の一つである「情報と選択/情報と選好」に関わるものである。以下では2024年度に公刊された学術論文の概要である。 1. 「Willingness to incur private costs for climate adaptation? Public support for undergrounding electricity transmission lines in California」ではカリフォルニア州における電線地中化政策に関する有権者の選考が情報によってどう変化するかを、カリフォルニア州居住者を対象としたサーベイ実験で明らかにした。 2. 「Trade-offs in AI assistant choice: Do consumers prioritize transparency and sustainability over AI assistant performance?」では近年注目を集めているAIサービスの(利用)選択の規定要因をコンジョイント実験で明らかにした。本課題のテーマとは直接関係しているとは言い難いが、コンジョイント実験は情報と選考を研究する上でメジャーなメソッドである。 3. 「Postmaterialism and Environmental Protection Revisited: Domestic Plastic Bag Regulations, 1992-2019」ではプラスチック規制(レジ袋有償化)といった有権者の反発を招きやすい制度がいかに受容・伝播されてきたかを国際比較で明らかにした。 他にも2025年4月末現在、投稿中の論文が2本、R&Rの論文が2本ある。
|
| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
本課題のメインは2025年度の参院選および2025年度以降の衆院選(時期未定)であるため、それまでは文献サーベイおよび政治的情報と有権者の選好に関する研究の継続が2年目(2024年度)の主な内容である。研究に関しては国際ジャーナルに3本掲載していることから、概ね順調であると考えられる。
|
| 今後の研究の推進方策 |
2025年度は参院選が予定されているため、参院選前後に全国世論調査を行い、本課題のメインテーマである政治的情報の難易度および処理費用の測定を行う予定である。
|
| 次年度使用額が生じた理由 |
2025年度は参議院選挙が予定されているため、大規模の全国世論調査を実施するためには予算を最大限に確保しておく必要があった。また、2024年度は選挙および海外出張の予定がなかったため、想定した予算を下回る額を使用した。
|