研究課題/領域番号 |
23K12503
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
Khan Mostafa 広島大学, 人間社会科学研究科(社), 研究員 (00825846)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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キーワード | 金融リテラシー |
研究実績の概要 |
本研究は極めて順調に推移し、令和5年度は当初の計画を大幅に上回る成果が出ている。令和5年度は、当該テーマに関する研究成果のインパクトファクター付きの国際学術誌に採択された4本の論文掲載である。令和5年度は、計画通り、データ分析に従事。研究環境のDX(デジタル・トランスフォーメーション)化により研究打合わせを効率的に行う環境を整えた。これらにより、論文執筆作業の効率が大きく向上した。 結果として、令和5年度は、研究成果として以下の成果を残した。前述のように、インパクトファクター付きの国際学術誌に採択された9本の論文掲載である。論文が採択された雑誌はSustainability(インパクトファクター=3.9× 3本)、Behavioral Sciences: Behavioral Economics (インパクトファクター=2.6×1本)である。Financial literayおよびstock market participationの研究テーマをCOVID-19感染拡大の推移とその収束等の時事的課題にも絡めた研究も推進することができた。 なお、上記成果に加え、年度末時点では査読付き国際学術誌に投稿し、査読中の論文がさらに数本ある。これらの成果は、研究予算の規模から考えてもコストパフォーマンスが極めて高いと考えられ、その意味でも当初の計画を大幅に上回る成果と言う事ができると考えられる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
概要で示したとおり、インパクトファクター付きの論文4本の論文が国際学術誌に採択。本年度の成果は計画以上に実施できたと判断できる。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度に書き上げて現在査読中の論文が2~3本ある。令和6年度はこれらの論文を採択へとつなげる他、昨年度に分析を開始したものの、書き上げていない新たな2本の論文についても発表を目指す。
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次年度使用額が生じた理由 |
令和5年度の前半はコロナ禍による移動制限こそ解除されたものの、多くの打合せがオンラインで代替されたため予算がすべて執行できず、次年度使用額が生じた。令和6年度は次年度使用額を、成果の論文化の際の英文校正費・論文の出版等に用いる計画である。
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