研究課題/領域番号 |
23K12541
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
石塚 千賀子 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (70812436)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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キーワード | サービス化 / 持続可能な経営 / 定性調査 / 顧客維持 |
研究実績の概要 |
本テーマの研究に際し,2023年度は①今までの結果について成果発表のための論文投稿を行った,②調査を継続して行っている.自然環境保護を推進する企業の調査として3つの蔵元,加えて,顧客との持続的な関係について調査を行った. ①として,3つの実績ができた.1つ目にNEW PATHS FOR SUSTAINABLE MANAGEMENT: CASES OF SERVITIZATION IN JAPANとして,企業が持続可能性に舵を切る時の組織の変化とサービス化というマーケティング戦略の変化に着目したものを,2023年の American Marketing Association での Winter Academic Conference にて発表.査読を経て,Proceedingsに掲載された.2つ目はDrivers of sustained brand engagement: cases of long-term customers of hedonic and utilitarian brands in Japan として,顧客が持続的に当該ブランドなぜ根付いていくのかを調査し関係を維持していくには,既存研究において,快楽的製品と功利的製品の違いとして述べられていることとは異なる知見を導出できた.これは,Journal of Marketing Analyticsに査読を経て発表している.3つ目は前年度の科研の研究テーマの研究実績として,Customer Experience of International Luxury Fashion Brands in Japan: A Mixed-methods Examination of Physical and Human Factors として,どのような要因が再来店を促すのかということを,査読を経て,Journal of Strategic Management Studiesで発表した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今までわかっているところをまとめて発表している.その過程で査読者から多くの有意義なコメントを頂き,自身の不足点に気付きながら進めることが出来ている.また共同研究をすることで自分には無い視点を得ることもでき,本研究テーマに対して最善の貢献ができる方向性で進めることができていると認識している.
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今後の研究の推進方策 |
2024年度,昨年に引き続き,同じ企業を対象に環境保護と企業の利益,地域保全がどのようなかかわりで実現されているのかを調査する.実際に地域に入り込んだ参与観察調査を行い知見を得たいと考えている.
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次年度使用額が生じた理由 |
電子機器(パーソナル・コンピューター)の購入を計画していたが,現行のものの修理対応で済んだためしなかった.学会参加が学務などの都合で予定通りできなかったため,その分の使用経費が翌年度に移されたため.
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