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2023 年度 実施状況報告書

周産期喪失のサポートグループにおける兄弟児への支援の実態把握に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K12635
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

佃 志津子  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (70781269)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2025-03-31
キーワード周産期喪失 / 兄弟児 / サポートグループ
研究実績の概要

周産期喪失は、家族に複雑な悲嘆や苦悩をもたらし、その後の生活や家族関係に影響を及ぼすことが示唆されている。周産期喪失に関する支援について、症例報告や親への支援に関する報告はみられるものの、兄弟児への支援に焦点を当てたものは乏しく、支援の実態や課題は明らかにされていない。医療機関における支援の後、喪失後の悲嘆を地域で支えていくことが求められる。そこで本研究は、周産期喪失のサポートグループにおける兄弟児への支援に焦点をあて、実態把握に関する調査研究を行う。子どもや周産期への支援の拡充が早急に求められる今日のわが国において、本研究は新たな知見として寄与できると考える。
申請当初の計画では、2023年度に周産期喪失のサポートグループへの面接調査により兄弟児への支援の現状と課題について概要を捉えることを目的とした調査を実施し、その結果をふまえて2024年度に日本全国の周産期喪失のサポートグループを対象とした質問紙調査を実施する予定であった。しかしながら、所属機関の業務過多により面接調査を進めることが困難な状況であった。このため、調査の基盤となる関連情報の収集(学術集会への参加および関連する文献・書籍による調査など)を主に行った。現時点で成果として公表できていないが、周産期喪失への支援に関する文献レビューとして公表を検討している。2024年度は、これまでの情報・知見の蓄積をふまえて2024年度に調査を進めていく所存である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2023年度は想定外の用務が重複して業務多忙となり、研究を進めることが困難であったため、調査の基盤となる情報の収集・蓄積に努めた。

今後の研究の推進方策

当初の計画から遅れているが、2024年度に研究を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

2023年度は業務過多のため、調査を進めることが困難であったため支出額が少なくなった。

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公開日: 2024-12-25  

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