研究課題/領域番号 |
23K12659
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
尹 一喜 金沢大学, GS教育系, 助教 (70802172)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 介護終了者 / 就労支援 / 生涯現役社会 |
研究実績の概要 |
1年目の研究内容は、社会復帰に関する介護者のニーズを把握することであり、介護者(現役介護者・介護終了者)が介護終了後にどのような形で、就労を望んでいるのかを明らかにすることを目的としていた。郵送によるアンケート調査を行うため、関連機関と研究協力も得られており、研究着手に向けての協力体制は得られていた。しかし、調査実施を目前にして、申請者の急な入院により、調査実施には至らなかった。 現在、研究の中断届を提出しており、当初の計画より1年半ほど後ろ倒しになるが、復職後、引き続き研究を進めていきたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
私的な理由であるが、2023年7月から入院・2024年1月に出産をしており、調査・研究を予定通り進めることができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
2023年11月29日から2025年4月6日まで育児休業制度を利用するため、科学研究費助成事業は、当初の計画より1年半ほど後ろ倒しになる。 1年目に、社会復帰に関する介護者のニーズを把握するためアンケート調査を予定していたが、関連機関と調整中に入院をすることになり、研究・調査の遂行ができなかった。そのため、予定していたアンケート調査を2年目の前半に行い、その結果を踏まえ後半にインタビュー調査を行うことにする。 最終年度となる3年目には、2年間の研究成果を総合的に分析し、介護終了者の就労を保障するために必要な支援策を提案する。研究成果は次の通り発信していく。社会福祉学会での報告のみならず、『介護福祉学』『認知症ケア学会』など全国規模の学会誌への投稿、Aging & Societyが刊行する英文ジャーナルへの投稿を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
2023年11月29日から育児休業制度を利用することになり、研究を今年度の途中で中断しなければいけなくなったため。
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