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2023 年度 実施状況報告書

睡眠構造の可視化によるwell-being促進に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K12867
研究機関志學館大学

研究代表者

志賀 希子  志學館大学, 人間関係学部, 講師 (50967784)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワードwell-being / 睡眠時脳波 / 睡眠構造
研究実績の概要

Well-beingと関連が示されている様々な要因の中でも、特に睡眠が関連していることが多数の研究で報告されている。しかし、これまでのwell-beingと睡眠に関する研究においては、睡眠に関する主観的評価が中心であった。また、近年ではウェアラブル活動量計や日中の心拍変動などの客観的指標と突合させた研究もみられるが、脳波を用いて睡眠の構造からwell-beingとの関連を詳細に検討した研究は少ない。そこで本研究では、20歳以上の健常者を対象に、ポータブル睡眠脳波計を用いて被験者に負担の少ない方法で睡眠状況および睡眠構造を記録し、それらがwell-beingに与える影響を明らかにすることを目的とする。令和5年度の研究実施計画は、被験者募集のリクルート会社や、研究にて使用する機器であるポータブル脳波計・活動量計を開発した企業との調整、被験者からのデータ収集であった。研究成果は以下の通りである。
1)被験者リクルート企業、および研究に使用するポータブル脳波計・活動量計を開発した企業との調整
2)被験者から睡眠時脳波、活動量、well-being、その他の心理状態についてのデータ取得(目標の被験者数の確保を達成)
3)取得したデータより睡眠構造、活動量、well-being得点等を算出。現在、分析を進めるところである。
4)データ取得・解析の途中での結果の経過報告として、学会にてポスター発表を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

予定していた研究に関連する企業との調整、被験者からのデータ取得を進めることができたため、「おおむね順調に進展している」と判断した。来年度以降は、取得したデータ分析をさらに進め、本研究の目的に資する結果を得て学会発表や論文執筆を行っていく。

今後の研究の推進方策

取得したデータの解析を進め、睡眠構造とwell-beingの関連を検討し、複数の学会にて成果報告を行う。また、国際誌への投稿に向けた論文執筆を進めていく予定である。

次年度使用額が生じた理由

来年度の使用計画としては、脳波構造の解析代・事務処理/分析用PC・複数の学会発表に伴う旅費・国際誌への論文投稿に向けた英文校正代等を計画している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 簡易睡眠脳波計を用いた在宅での睡眠構造とwell-beingの関連2023

    • 著者名/発表者名
      志賀希子
    • 学会等名
      日本睡眠学会第45回定期学術集会

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公開日: 2024-12-25  

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