研究実績の概要 |
レトロマーβの機能解析を行うにあたり、Vps26-5, Vps35-4,5の遺伝子発現抑制株(gs)、EhRab7A-GAPのタグ付き発現株を樹立した。Vps26-5gsを用いて、エンドサイトーシスの効率測定を行ったが、コントロールとの差がほとんど見られなかった。今後、gs株樹立時の選択薬剤濃度の至適条件の検討などを行い、再度エンドサイトーシス効率測定を行う。 また、定常状態のHA-Rab7A-GAP, HA-SNX3(レトロマーβの結合因子)の局在解析を免疫染色により確認した。細胞質への局在がみられ、膜上への局在はあまり見られなかった。今後、phagocystosis時や、trogocytosis時の局在を確認したい。
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