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2023 年度 実施状況報告書

異常ベータアミロイドによる神経細胞内Ca動態への影響

研究課題

研究課題/領域番号 23K14744
研究機関順天堂大学

研究代表者

堀 敦詞  順天堂大学, 医療科学部, 助教 (50838373)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワードアルツハイマー病 / カルシウム / アミロイドβ
研究実績の概要

アルツハイマー病は認知症の約6割を占め、アルツハイマー病の患者数も年々増加することが推計されている。アルツハイマー病患者の脳には、異常ベータアミロイドが蓄積する事が知られている。異常ベータアミロイドは正常なベータアミロイドと比較して凝集しやすく、凝集ベータアミロイドの脳神経細胞への沈着は老人斑の形成等に関わり、最終的に神経細胞の死滅を引き起こしてアルツハイマー病の発症に関与すると考えられている。しかし、異常ベータアミロイドが神経細胞の死滅に及ぼす影響について詳細不明である。令和5年度では安定な神経細胞供給確立のため、健常者由来興奮性神経細胞の培養方法を検討し、神経細胞へ分化誘導後20日間培養できた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

参考にした文献において神経細胞培養のための試薬濃度が本来の10倍濃度で記載されたことが報告され、安定な神経細胞供給の確立においてやや遅れているため。

今後の研究の推進方策

安定な細胞供給体制を確立し、神経細胞の成熟度確認やベータアミロイド発現解析に進んでいく予定である。

次年度使用額が生じた理由

参考にした文献において神経細胞培養のための試薬濃度が本来の10倍濃度で記載されたことが報告され、安定な神経細胞供給の確立においてやや遅れているため。

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公開日: 2024-12-25  

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