研究課題
本研究課題では、機械学習法の一種であるグラフ畳み込みニューラルネットワークを用いて、脳の構造情報と機能情報をより効率的に統合して学習するための基盤技術を開発することとその臨床応用の可能性を検討することを目的とする。症例は、複数の精神疾患を対象とする。研究期間1年目は、症例の収集を進めると同時にアルゴリズム開発のための計算機やソフトウェアなどの環境整備を行った。また、アルゴリズム開発に必要な技術の基礎的検討と技術に関する情報収集を行った。
3: やや遅れている
画像データの収集とアルゴリズム開発のための環境整備は進んだものの、研究代表者の産休・育休期間を含んだことも要因となり、アルゴリズム開発に関しては遅れた。
技術実装と収集済みの臨床データを実装可能な形にする方法の検討を進める。
研究代表者が妊娠・産休・育休を経たため、遠方への出張を伴う学会参加を控えた等により次年度使用額が生じた。次年度の使用計画としては、引き続き育児による出張困難が予想されるため、代替となるオンライン学会への参加や書籍、勉強会などによる情報収集やアウトリーチ活動を計画している。
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