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2023 年度 実施状況報告書

クローン性造血と糖尿病性神経障害

研究課題

研究課題/領域番号 23K15422
研究機関愛知医科大学

研究代表者

三浦 絵美梨  愛知医科大学, 医学部, 助教 (00787575)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード炎症
研究実績の概要

2023年度の計画としては、STZ誘発糖尿病モデルマウスにおいて、DPNに関与する免疫細胞を同定することを主な目的としていた。C57BL6/JマウスをSTZにより高血糖状態とすることで、糖尿病性神経障害モデルを作成できることは既報にて確認している。神経組織における免疫細胞の浸潤や分布、フローサイトメトリーによる免疫細胞数の測定や、坐骨神経・腓腹神経の超微形態学的変化を評価する予定としていたが、これに続く実験に用いるモデルマウス作成に予想以上に時間を要し、予定通りの評価を行うことができなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

実験に使用予定であったマウスの入手や数の確保が予定通り進まなかった。
またマウスが確保できなかった場合のウイルス作成に用いる予定であったプラスミドの作成にも時間を要したため、必要数のモデルマウス作成が達成できなかった。

今後の研究の推進方策

骨髄移植によるモデルマウス作成に必要な遺伝子改変マウスを得るため、交配数を増やす。
十分な数の遺伝子改変マウスが得られなかった場合、少ないドナーマウスからの骨髄移植が生着しやすくなるよう薬物投与を考慮する。
また、モデルマウス作成が難航する場合、細胞実験を先行させることを検討する。

次年度使用額が生じた理由

細胞実験および病理学的検討が予定通り進まなかったため、当初使用を計画していた試薬の購入が少なかったことが次年度使用額が生じた理由である。2023年度に行えなかった実験を2024年度に繰り越して行う。

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公開日: 2024-12-25  

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