研究実績の概要 |
本研究では「骨盤輪骨折に対して過不足ない固定力を得る手術方法が何であるか」をしめす。腰椎から骨盤までを含むモデルを作成し、有限要素法を用いて各手術方法の固定力を明らかにする予定であり、モデル作成は骨粗鬆症ではないモデルと骨粗鬆症を有するモデルの2つを作成する予定である。 当教室に寄付講座をもちナビゲーション研究、インプラント開発などで交流のある帝人ナカシマの技術スタッフにそれぞれ相談、助言を仰ぎ有限要素法に使用するソフト (PrePoMax ) の操作に関する情報を集めた。解析に使用できるデータの形式や実際の解析手法を確認し、準備をおこなった。さらに整形外科学、災害外科学など骨軟骨靭帯関節などの研究発表が行われている学会に赴き、最近の研究の動向を調査した。 3Dモデル作成ソフトがインストールされていたPCが古くなっていたため、解析に長時間を要する状況であった。そのため 3D モデル作成ソフト (Mimics 17.0, 3 matic 9.0, Materialise )をPCの移動を行った。 現在骨粗鬆症を有さない腰椎から骨盤nモデルの作成中である。
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