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2023 年度 実施状況報告書

細胞死を介した薬剤関連顎骨壊死の病態と発症機序の解明と新規治療戦略

研究課題

研究課題/領域番号 23K16130
研究機関自治医科大学

研究代表者

相澤 恵美  自治医科大学, 医学部, 助教 (80877621)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワードパイロトーシス / 顎骨壊死
研究実績の概要

近年、マウスにBP製剤を投与後、抜歯を行うことにより顎骨壊死を誘導する動物モデルがいくつか確立されている。しかし臨床的には顎骨壊死が自然発症する場合もあることから、抜歯による顎骨壊死誘導動物モデルを用いた研究だけでは解明しきれない機序が存在することが推測される。BP製剤が破骨細胞にアポトーシスを誘導するとの報告はあるが、破骨細胞や顎骨壊死とパイロトーシスとの関連はこれまで報告されておらず、自然発症する顎骨壊死の発症要因についても不明である。
本研究ではパイロトーシスにより誘発される炎症と顎骨壊死に着目し、まずはin vitroでの実験を中心にBP製剤により惹起される細胞死について評価を行った。BP製剤によるパイロトーシスは確認できたものの、その惹起経路の解明に時間を要している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

in vitroでの実験はおおむね順調に進行しているが、ヒト検体の症例数が集まらず予定より大幅に遅れている。

今後の研究の推進方策

今後はヒト検体の症例数を集めること、またさらにin vitroでの実験を進める予定である。

次年度使用額が生じた理由

今年度に予定していたヒト検体を用いた研究が予定よりも遅れており、必要薬剤や機材の購入を延期しているため。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Clinical Investigation of patients with Medication-Related Osteonecrosis of the Jaw2023

    • 著者名/発表者名
      相澤恵美
    • 学会等名
      口腔外科学会総会

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公開日: 2024-12-25  

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