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2023 年度 実施状況報告書

COVID-19入院患者の臨床及び医療経済的アウトカム比較:エコロジカルスタディ

研究課題

研究課題/領域番号 23K16292
研究機関東京薬科大学

研究代表者

清海 杏奈  東京薬科大学, 薬学部, 助教 (10779929)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワード医療ビッグデータ / COVID-19 / エコロジカルスタディ / 薬剤疫学
研究実績の概要

本研究は、日本の代表的な医療データベースである国立病院機構診療情報集積基盤(NCDA)に 蓄積された診療情報を用いて、2016年4月以降、新型コロナ感染症(COVID-19)またはインフルエンザで入院した患者を対象とし、入院時の患者特徴、及び入院後臨床及び医療経済学的アウトカムを、入院時重症度を調整因子として地域ごとに比較することを目的とする。また時系列及び疾患間で治療薬および医療行為を比較する。これにより、 COVID-19治療に関連する地域格差や地域の特徴に応じた最適な医療提供体制の提案、医療経済学的知見、医薬品適正使用に関する知見を提示することができる。これまでに、本研究に必要な変数(性別、年齢、身長、体重、BMI、ブリ ンクマン指数、CCIを利用した併存疾患、入院時の日本昏睡尺度 (JCS) スコア、入院時のバーセル指数、転院有無、救急車有無、医薬品(COVID-19治療薬、抗生剤、ロピナビル/リトナビル、ヒドロキシクロロキン、抗凝固薬、昇圧剤)、酸素吸入、人工呼吸器、体外式膜型人工肺(ECMO)の使用、入院医療費、など)を決定し、データベースからの抽出を検討した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

育児休暇を取得したため

今後の研究の推進方策

変数の決定後、データベースからのデータ抽出を行い、得られたデータを元にクリーニングを行う。データは多岐に及ぶこと、また、感染症に対する政策などの介入による時間的変化も視野に入れ、各変数の分布等も確認する。

次年度使用額が生じた理由

育児休暇を取得したため

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (1件)

  • [国際共同研究] University of California, San Francisco(米国)

    • 国名
      米国
    • 外国機関名
      University of California, San Francisco

URL: 

公開日: 2024-12-25  

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