研究課題/領域番号 |
23K16418
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
鈴木 奈々 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (60833796)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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キーワード | ACP / アドバンスケアプランニング / 血液がん |
研究実績の概要 |
本研究は、初回再発後の血液がん患者を対象とした観察研究をまず行い、その後初回再発後の血液がん患者のACPの準備性にあわせた医師・看護師協働ACPプログラムを開発する予定である。 研究の第一段階として、血液がん患者におけるACPの準備性解明のための他施設観察研究を開始した。血液がんは進行期においても化学療法を行い長期生存する患者もいるが、病状に急変の可能性が高く、固形がんと異なる特徴を有しており、予後予測が難しい。ACPの準備性とは、自己の生き方や価値観を表明する心構えと自身の病状を含めた予後理解などの要素を包含している。国際的なコンセンサスとして、ACPは患者の準備性に応じて行われるべきであることが示唆されているが、血液がん患者を対象として、ACPの準備性に着目した研究は存在しない。そこで、血液がん患者においてACPを普及・実装させていくために、患者のACPの準備性の実態を明らかにすることを目的とした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
各施設でのIRB申請登録に時間がかかり、研究の開始が遅れた。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き各施設にて、適切な患者に対して登録を行っていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
各施設でのIRB承認に時間がかかってしまい研究スタートが遅れた。そのため症例登録が想定よりも進まず、クオカードなどの使用額が想定よりも少なくなった。 今後の使用計画としては、引き続き症例登録に伴い発生する支出や、研究に関わる学術総会への参加費にあてさせていただく。
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