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2023 年度 実施状況報告書

自閉スペクトラム症児の耳鼻咽喉科診療を円滑に進めるためのケアガイドアプリの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K16459
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

玉川 あゆみ  滋賀県立大学, 人間看護学部, 講師 (70732593)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワード自閉スペクトラム症児 / 医療受診困難 / 耳鼻咽喉科受診 / ケアガイド / アプリ開発
研究実績の概要

本研究では、耳鼻咽喉科診療が苦手な自閉スペクトラム症児の診察をスムーズに進めるためのケアガイドアプリを開発することを目的としている。
自閉スペクトラム症児は、その障害特性から、外来受診時にパニックを起こしやすい。特に感覚器である耳鼻咽喉科の診療での困難が大きい。また、これに対応する医療関係者も大きな困難を抱えている。そのため、耳鼻咽喉科診療が苦手な自閉スペクトラム症児の診察をスムーズに進められるよう、情報収集項目とアセスメント方法を示し、そこから、具体的支援内容が容易に導けるケアガイドアプリの開発が有効であり、自閉症スペクトラム症児の診療における一助となる。
2023年度は、先行研究で作成した「耳鼻咽喉科受診が苦手な自閉スペクトラム症児の診療をスムーズに進めるためのケアガイド」について、製本作業を実施した。より見やすく、読みやすくなるように構成を何度も見直し、追加修正をかけ、製本は完了した。今後、製本されたケアガイドを臨床現場において医療関係者に実際に使用してもらい、臨床での適応可能性を評価していく予定である。現在、臨床での適応可能性の評価方法について再検討中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

予想以上に製本作業に時間を費やすことになった。また、臨床での適用可能性を評価する方法について、再検討する必要が出てきたため。

今後の研究の推進方策

現在、ケアガイドの製本が終了し、研究計画書及び倫理審査を受けるための準備中である。今後、専門家会議を実施し、早急に評価方法について決定し、調査を実施していく予定である。

次年度使用額が生じた理由

ケアガイドの製本作業に時間を要したのと、ケアガイドの評価方法を再検討する必要性がでてきたため、研究調査ができなかった。そのため、次年度に調査が必要になってくるため、今年度の費用を次年度費用に繰り越した。
次年度は調査を実施していくため、その費用に充てる予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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