研究課題/領域番号 |
23K16603
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
井口 はるひ 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (00790776)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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キーワード | 嚥下 / 耐久性 / 姿勢 / 筋電図 |
研究実績の概要 |
高齢化社会に伴い嚥下障害の発生が増え、嚥下機能の評価の重要性は認識されているが、一般的に,下機能の評価は,短時間の嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査が用いられ,口腔・咽頭機能を主に評価しており、耐久性を考慮した研究はない。本研究は侵襲の少ない検査(表面筋電図・圧センサー・加速度)を併用して食事時間における嚥下機能・姿勢の変化を評価することで,特に高齢者に見られる耐久性低下に伴う嚥下機能の低下の検出をめざす。本研究の成果は嚥下の耐久性評価に新しい視座を導入するものであり,臨床的にも高齢者の誤嚥性肺炎の発生を減らせると考える。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
健常者を用いて筋電図で嚥下関連筋群の評価を行うことができるようになっているため。
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今後の研究の推進方策 |
筋電図での評価は可能となっているため、座位姿勢の評価を可能として、倫理申請を行い、高齢者や嚥下障害患者の評価を行っていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
購入予定であった筋電図計が当院の他研究で購入され、使用可能となったため
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