研究実績の概要 |
深層学習を用いてRNA accessibility計算を高速化するDeepRaccessを開発し、既存手法のRaccessと高い相関を持つこと及び原核生物の開始コドン周辺配列から翻訳量を推定するのに有効であることを示した。本研究は既に論文出版済みである(Hara et al., Frontiers in Bioinformatics, 3, 1275787)。また深層学習とは別の方法として、ビームサーチを用いてRNA構造解析を高速化する手法にも取り組んででおり、CentroidAlignやCentroidHomFoldについてアルゴリズムの実装を進めた。現在、小規模データセットにおいては高い速度パフォーマンスが出ていることを確認している。
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