研究課題/領域番号 |
23K17296
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分10:心理学およびその関連分野
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
柳 雅也 近畿大学, 医学部, 准教授 (10418775)
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研究分担者 |
橋本 衛 近畿大学, 医学部, 教授 (20452881)
大堀 彰子 帝塚山学院大学, 人間科学部, 教授 (20460941)
橋本 健志 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (60294229)
難波 寿明 和歌山県立医科大学, 薬学部, 講師 (90332650)
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研究期間 (年度) |
2023-06-30 – 2028-03-31
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研究の概要 |
精神病の診断には、患者-治療者間において病気に対する認識のずれを生じさせやすい根本的な課題がある。これに対して本研究は、統合失調症の病態として報告されているガンマオシレーション障害をバイオマーカーとして可視化することにより、患者-治療者間で病態を共有化した治療共同体を創るとともに、ニューロフィードバック技法を取り入れ、患者の主体性を活かした新しい治療法を開発することを目的としている。
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学術的意義、期待される成果 |
統合失調症の診断および治療体系に新しい変革をもたらすことが期待される研究である。ガンマオシレーション障害に着目し、バイオマーカーとして病態を可視化することにより「病識欠如」の問題を克服した新治療体系を構築すること、またニューロフィードバックによるガンマオシレーション障害改善の取り組みにより患者の自己治癒力の向上に寄与することが期待される。
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