研究課題/領域番号 |
23K17311
|
研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分16:天文学およびその関連分野
|
研究機関 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
塩谷 圭吾 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 准教授 (40392815)
|
研究分担者 |
西川 淳 国立天文台, TMTプロジェクト, 助教 (70280568)
|
研究期間 (年度) |
2023-06-30 – 2027-03-31
|
研究の概要 |
生命活動の兆候が見える可能性がある地球型の系外惑星は、中心の恒星の近傍に存在する。しかし、中心星と惑星の光度比は極めて大きい(約10桁)ため直接観測することは難しい。本研究では、この困難な直接観測を可能とすることを目指し、主星の回折光を大幅に抑制して光度比10桁の壁を乗り越えるための核心技術となる「瞳マスクコロナグラフ」を開発する。
|
学術的意義、期待される成果 |
本研究で開発される「瞳マスクコロナグラフ」が、将来、いずれかの宇宙望遠鏡に採用されて実際の観測に用いられる可能性がある。所期の性能を発揮すれば、中心星近傍にある系外惑星を直接観測し、その惑星からのシグナルに生命活動の兆候が検出されうる。その観測は地球外生命の初めての発見となり、科学的な意義はもちろん、人類にとって極めて大きな意味を持つものとなる。光度比10桁を達成できれば、世界初の成果となる。
|