研究課題
挑戦的研究(開拓)
本研究は、シリコン量子ドット構造を基盤として、宇宙空間の運用で重要となる低消費電力性と自己補修性を有したリコンフィギュアラブル極低温制御回路を提案・実証することで、宇宙空間における量子コンピュータ運用の可能性と量子衛星通信という新たな応用分野を開拓する研究である。
宇宙空間や衛星通信で利用可能な量子コンピュータ基盤技術として、自己補修性を備えた量子極低温制御回路を提案・実証し、新たな応用分野の開拓を目指す点で高い挑戦性を有している。また、本研究における技術が確立されると宇宙開発や衛星通信分野以外にも、社会的に幅広く波及効果が期待される。