2023 年度審査結果の所見

in vivoにおける全タンパク質光操作技術の創生

研究課題

研究課題/領域番号	23K17408
研究種目	挑戦的研究(開拓)
配分区分	基金
審査区分	中区分46:神経科学およびその関連分野
研究機関	三重大学
研究代表者	竹本研三重大学, 医学系研究科, 教授 (80466432)
研究期間 (年度)	2023-06-30 – 2027-03-31
研究の概要	CALI法を生体内で機能させるための技術開発とその記憶研究への応用を目的とする。短鎖ペプチド結合配列と光感受性分子から構成される融合タンパク質を発現させる。small GTPaseに短鎖ペプチドを融合したノックインマウスの海馬に光照射し、記憶学習およびLTP/スパイン形態への影響を解析する。
学術的意義、期待される成果	CALI法を生体内で機能させるために有益な技術の開発である。ここでは、海馬依存性の記憶学習におけるsmall GTPaseの機能をモデルに研究を進めるが、このモデルが構築できれば、さまざまな分子の機能の研究に繋がる可能性を持ち、研究手法に大きな変革・転換をもたらすことが期待される。