研究課題
パーキンソン病とアルツハイマー病の病態に関して、それぞれSNCAおよびAPPの生理機能に特に注目して研究を進めた。今年度はAPPの生理機能、そしてその破綻に伴う病態を、細胞、マウス、ヒト剖検脳などを用いて明らかにし、preprintあるいは研究講演などの形で報告し、さらに研究を進めている。またSNCAの生理機能も培養細胞のレベルでは様々なことを明らかにしている。
2: おおむね順調に進展している
特に今のところは大きな壁もなく、予定通りのスケジュールで進行している。
アルツハイマー病に関してはAPPおよびその他の関連遺伝子の生理機能を調べ、APPの生理機能との関連やアルツハイマー病との関連を明らかにしいく。パーキンソン病に関してはSNCAの生理機能、そしてその破綻に伴う病態を報告できるよう細胞やマウスを用いた研究を進めていく。
研究は順調に推移しているが、網羅解析などにかかる費用を共同研究や安価なものに変更することができたために次年度使用額が生じた。それらはより研究を進捗させるために発展的な実験へ使用予定である。
すべて 2024 2023
すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 オープンアクセス 7件、 査読あり 6件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 3件)
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