研究課題
挑戦的研究(開拓)
精神疾患との共生型社会実現に向けた「視える化」の実現のため、うつ病の病勢を反映するタンパク質バイオマーカーを同定し、それを検査キット化する研究である。方法は4つのステップから構成されており、タンパク質バイオマーカーの探索から関連性の評価、検査キットを開発し、フィールド調査による信頼性の証明である。
本研究の学術的意義は、うつ病の視える化であり、期待される結果は、検査キット化による要治療者の抽出、周囲の疾患理解の進化、セルフチェックが可能になる等である。本研究の独自性は、従来の主観的情報ではなく、客観的情報である異常タンパク質を含む全てを超高感度測定して、人工知能と組み合わせ解析することである。