研究課題/領域番号 |
23K17448
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
征矢 英昭 筑波大学, 体育系, 教授 (50221346)
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研究分担者 |
桜井 武 筑波大学, 医学医療系, 教授 (60251055)
斉藤 毅 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 准教授 (80609933)
岡本 正洋 筑波大学, 体育系, 助教 (30726617)
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研究期間 (年度) |
2023-06-30 – 2026-03-31
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研究の概要 |
本研究の目的は、乳清由来の核酸成分であるオロト酸による低体温・代謝機構におけるQニューロン群の関与を明らかにすること、また、オロト酸の脳内移行率を高めるプロドラッグを開発することである。Qニューロンのみを操作可能な遺伝子改変ラットを用いたオロト酸腹腔内投与実験によって、体温・代謝の低下、および、持久性パフォーマンスの向上効果に及ぼすオロト酸-Qニューロン群の関与を検討する。
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学術的意義、期待される成果 |
体温・代謝の低下、および、持久性パフォーマンスの向上効果に及ぼすオロト酸の影響について、視床下部Qニューロン群の関与を明らかにすることは学術的意義が大きい。オロト酸の脳内移行率を高めるプロドラッグの開発を並行して進める点も高く評価できる。成果は、持久性パフォーマンスの向上のみならず、持久的な身体活動や運動時の疲労軽減等の健康・医療等の他分野への波及効果も期待できる。
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