研究課題/領域番号 |
23K17449
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
柴田 貴広 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (80447838)
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研究分担者 |
中島 史恵 名古屋大学, 生命農学研究科, 助教 (60961612)
三城 恵美 (佐藤恵美) 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 特任講師 (00455544)
服部 浩之 東北大学, 農学研究科, 助教 (60882579)
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研究期間 (年度) |
2023-06-30 – 2027-03-31
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研究の概要 |
生体内で生成する代謝物の一部が、タンパク質と結合して様々な付加物(アダクト)を形成することが知られている。本研究ではこれらのアダクトの総体(代謝物アダクトーム)を明らかにして、ヒトの生体内環境や疾病状態、さらには生活環境などを評価することを目指す。精密質量分析計と分子ネットワーク解析を組み合わせた代謝物アダクトーム解析法を確立して、生体内の状況を反映するアダクトの同定を行う。
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学術的意義、期待される成果 |
リン酸化やアセチル化などの修飾/脱修飾が酵素によって厳密に制御されている翻訳後修飾に関しては、生物学的意義の解明が進んでいる。一方、内因性および外因性の代謝物の化学的反応性に依存して起こる非酵素的な翻訳後修飾については十分な解析が行われていない。本研究の成果は、タンパク質の翻訳後修飾の実態をより正確に理解することに繋がり、学術的意義が高い。
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