研究課題
挑戦的研究(開拓)
本研究は、青色受容体が非視覚臓器である骨格筋においてどのような生理的意義を持つか解明する研究である。本研究では、マウス生体の骨格筋を用いて青色光がミトコンドリアを中心としたエネルギー代謝を制御する可能性を検証し、将来的には、青色光を用いて骨格筋の機能に対する新しい物理療法の開発に繋げる。
本研究によって、青色光による骨格筋の代謝制御という新しい研究分野を開拓できる可能性がある。骨格筋に存在する光受容体の役割やそれによって制御されている遺伝子発現を明らかにすることにより、新しい研究分野の基盤となる情報が得られ、これまでの学術の体系や方向が大きく変革、転換されることが期待される。