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2023 年度 実施状況報告書

On chip でウイルス性出血熱をモデル化する

研究課題

研究課題/領域番号 23K18229
研究機関国立感染症研究所

研究代表者

坂井 祐介  国立感染症研究所, 感染病理部, 主任研究官 (60615722)

研究期間 (年度) 2023-06-30 – 2026-03-31
キーワードSFTS / 重症熱性血小板減少症候群 / ウイルス性出血熱 / デング出血熱
研究実績の概要

本年度は、臓器チップを用いた実験の予備検討として通常の培養細胞系においてデングウイルス (DV)と重症熱性血小板減少症候群ウイルス (SFTSV) の感染実験を実施し、増殖にかかる日数、サイトカイン発現のピークについて検討を実施した。感染実験にはDVにはRaw264.7細胞、SFTSVについてはPBL-1細胞を用いた。SFTSVは感染48時間後に上清中RNAの有意な増加が認められ、以後感染5日後まで比較的高値を維持していた。DVは感染後72h程度で上清中ウイルスゲノムRNAはピークに達し、以後漸減していった。サイトカインについてはヒトおよびマウスのreal time PCR法によるTNFおよびIL6検出系を作成し、感染細胞から抽出したRNAを用いて解析を実施した。その結果、SFTSV感染PBL1細胞からは有意なTNFの産生上昇は認められなかったが、DV感染PRaw264.7細胞では感染72時間後をピークとするTNFのmRNAの発現上昇が認められた。デングウイルスについては、これらの実験計画を元に次年度は血管内皮細胞であるヒト由来血管内皮細胞であるHUVECと感染細胞の共培養や臓器チップモデルの構築に取り組む予定である。SFTSVについては、形質芽球由来培養細胞への感染のみではサイトカインの上昇が観測できなかったため、ヒトマクロファージ細胞との共培養によってTNFやIL6といった炎症性サイトカインの産生が誘導できないか検討を進める。

現在までの達成度
現在までの達成度

4: 遅れている

理由

他の研究の実施による多忙のため。

今後の研究の推進方策

本年度得られた研究成果をもとに、臓器チップモデルの感染スケジュール、評価タイムポイントを設定し、引き続き臓器チップのモデル化と傷害検出系の確立に取り組む予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究計画の遅れのため。

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公開日: 2024-12-25  

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