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2023 年度 実施状況報告書

再灌流達成後の血圧制御が急性期脳梗塞体積変化と長期転帰に及ぼす影響の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K19574
研究機関日本医科大学

研究代表者

坂本 悠記  日本医科大学, 医学部, 講師 (60551190)

研究期間 (年度) 2023-08-31 – 2025-03-31
キーワード急性期脳梗塞 / 血管内治療 / 血圧制御 / 脳微小循環障害 / 脳梗塞体積
研究実績の概要

研究計画に従って、急性期脳梗塞に対して血管内治療を施行された患者の拡散強調画像(DWI)データを抽出し、脳梗塞の体積を測定した。合計409例の①入院時、②治療48時間後、③7日目以降、の梗塞体積を測定し、まずは梗塞体積自体やその変化と長期転帰の関連を検討し、学会発表を行った。今後論文として英文誌に投稿予定である。
次いで、本研究のメインテーマである、治療後血圧と梗塞体積変化の関連を検討していく。既に電子カルテデータから、当該409例の急性期(入院から8日以内)の血圧データを入手済である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

梗塞体積の測定や血圧データの取得を行い、梗塞体積の測定を終え学会発表、今後の論文投稿を行える予定であるため。

今後の研究の推進方策

現時点では研究は順調に推移していると考えており、これを継続する。

次年度使用額が生じた理由

梗塞体積測定に係るパソコン支出に関して、想定していたよりも限定的なスペックでの測定・ソフトウェア動作が可能であったため、PCに関する支出が無く、残金が生じた。
2024年度に関しては、国際学会出席に係る費用が為替の関係で想定よりも上振れると考えるため、その支出に充てる予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] 血管内治療により有効再灌流が得られた急性期脳梗塞症例で脳梗塞体積の増大は転帰不良と関連する2024

    • 著者名/発表者名
      坂本 悠記、青木 淳哉、西 佑治、沼尾 紳一郎、片野 雄大、鈴木 健太郎、金丸 拓也、齊藤 智成、西山 康裕、木村 和美
    • 学会等名
      STROKE2024
  • [学会発表] Infarct growth on DWI is a strong predictor for favorable outcome in acute stroke patients received endovascular treatment2024

    • 著者名/発表者名
      Yuki Sakamoto, Junya Aoki, Yuji Nishi, Takehiro Katano, Fumiaki Suzuki, Ryutaro Kimura, Sotaro Shoda, Kazumi Kimura
    • 学会等名
      10th European Stroke Organisation Conference
    • 国際学会

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公開日: 2024-12-25  

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